yumikomoko’s diary

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まきば

姉が私たちの卒園した保育所
記念誌を送ってきてくれました。

記念誌を手にするまで知らなかったけど
この保育園は今まで父母たちによる自主運営だったそうで、、、
この度その功績が認められてもう少ししっかりとした母体になるそうです。
母体とゆうのは大学病院の学内保育所として運営されるとゆうことらしいのですが
功績が認められるのにえらく時間がかかるものだなと思いました。

父母たちによる自主運営といってもピンとこないのですが、
代々父母たちが持ち回りでもって会計なんかを担当していたらしく、
伝統のバザーを収益の大きな柱の一つとして活動していたそうです。
財政難の折には現保護者が持ち寄った商品だけでは足りず
キャンパス内外のいたるところに商品提供をお願いするポスターを提示し
OB、各医局、患者様、近所の方々からも商品を募っていたそうです。
保育士さんのお給料計算なども含めてすべて父母たちが執り行っていたとゆうから
ただただすごいな、と。

ゆみこもこにとって保育園で過ごした数年間は
なんだかとても貴重な思い出になっています。

大学病院の隅っこの汚いふるい怖い建物の中にあって
小学生ぐらいまではよく出入りしていたのを覚えています。
(同じ建物内に組合があって、母はその組合員のひとりだったので。)
真冬でも半そで短パン寒風摩擦、お散歩に行くのは隣のNTTビルの噴水広場だったり
塀の外にはみ出しているイチジクを皆で食べたり、
しかも外でその場で、別に大自然の中でもなんでもない普通の道で。。。
でもきっとゆみこもの目はキラキラ輝いていたんだろうな。
だって今でもイチジクを見ると、その時のことを思い出すもん、
とってもおいしかった記憶があります。



周りのお友達の親はみんな同じ大学病院で働く看護師さんだったりお医者さんだったり、
事務員さんだったり、みんな忙しいのに、子育てとお仕事と
保育園の運営と、本当にえらいなって思います。
今まで、ほんの数日前までそんなことぜんぜん知らなかったので
ちょっと軽くショック受けてます。



ゆみこもこはその保育園から保母さんに手をひかれて
近所の私立幼稚園にも通っていました。
送り迎えは保母さんとゆういわゆる二重保育です。

当たり前のように何の疑問も持っていませんでしたが
ありがたい環境で育ったんだなと、
またもや軽くショックをうけてます。



先週の日曜日に姉やゆみこもこたちがお世話になりずっと現役で
保育園を支えてくださっていたN先生の退職祝いとかで
集まりがあったのですがいけなくて、ほんとうに残念でした。


大人になって、親になって働きながら子供を育てることの大変さがわかる今
特殊な運営方法をとっていた保育園の中核としてがんばってくれていた
N先生に会いたかったです。


記念誌には昔からの写真が載っていましたが
高野山へのお泊り保育やえんそくなど
当時2歳ぐらいの姉の写真が載っていて
そこも感心のしどころでした。

公立の認可保育園じゃまずないな。
お泊り保育が高野山とかって。



世の中にそんな保育園が存在していたのだとゆうことと
そこにゆみこもこが通っていたのだとゆうこと。
うれしいな。

N先生、お母さん方、ありがとう!!お世話になりました。
お疲れ様でした。