小さいころお盆やお正月は必ず
田舎に帰っていたゆみこもこ
そんなに厳格な風習がある家ではなかったけれど
元旦には年少者からお酒に口をつけてまわし
名前の書かれた祝いばしでおせちを食べ
お雑煮を食べ、石油ストーブの上にはやかんが蒸気をあげて
お餅がアルミホイルに包まれていて誰かれなく食べたり
みんなでトランプやオセロをしたりそんな過ごし方をしました。
そして
お年玉
じいちゃんばあちゃんおじさんおばさん
その他、その場にいない人からも
たくさんもらいました。
おばあちゃんの兄弟や母の従兄弟や
なぜか事前に用意がなされていて
年に１度も会わなかったりするのに
お年玉だけはいただける
そんなでした。
そのかわり
両親からお年玉を一度ももらったことがないので
それが普通だと思っていたらどうも違ったようです。
今年
兄君がお年玉ちょうだいと
親であるゆみこもこに言ってきました。
いやいや、親はあげないんだよというと
今度は父親であるだんな様におねだり、
だんな様があっさり
そうかよっしゃ
お年玉やろ
というので
うそー
と思っていたらどうもそれは普通のことなのですね。
びっくり。
いつも東京で
家族行事を終えるゆみこもこは
久しぶりに父に電話をしてみました。
すると
田舎に帰ればいいのに
なんとなく帰りそびれて
一人で年を越した様子でした。
で、妹は田舎に帰って
姉は旦那の実家の九州で
ゆみこもこは東京で
大阪、徳島、福岡、東京
と見事にばらんばらんな
ことになっていました。うちの実家事情。
それはそれでおもしろいので
いっそもっと散らばりたくなるぐらいです。
そのためだけに来年は北海道で年こそかな。
と思ってしまいました。
東京で過ごすお正月もいいけど
みんなで
車に乗ってフェリー２回乗り継いで行った田舎で過ごす
あのころのお正月も楽しかったな～。
お年玉
だれかくれないかな～。。。
