yumikomoko’s diary

東京でゲストハウスをしています。@tenten_guesthouse ★ 'Enjoy your live and travel.' 「TenTen Guesthouse in Tokyo」 We are running a cheap guesthouse in Tokyo. Please check out our website from the profile page for details.

持って行く神あればくれる神あり

自転車撤去されました。

昨日、自転車に乗って近所で所要を済ませその後歩いて帰りました
今朝自転車がなかったので
まず考えたのは
鍵をなくして自分の自転車に乗れない三郎がいつものように
どこかへ乗って行ってそのまま忘れて来たんじゃないかと言う事。

朝から三郎のせいだと腹を立てつつ
昨日の行いを振り返り、割と早めに
気づきました。

帰り道小雨の中、傘もささずにこの緩やかな坂道をゆっくりゆっくり登っていったな。
そうだったそうだった、三郎ごめんm(__)m
そう思いなおし、自転車を忘れた現場へ行くと
見事に撤去されておりました。

15年近く乗っている自転車で見た目はボロボロだし
大切に使っているわけではないけど
太郎次郎三郎四郎を乗せてきた愛着のある自転車なので
そのまま放置は絶対にしません。

引き取りに行ってきました。
保管料3000円します。

場所どこや、自転車で30分くらいかな
いや、自転車ないわ。電車やわ。
この思考を数回繰り返しつつ、場所を確認して
いざ。

放置自転車保管場所に行くと、
やる気満々なおじさん達が
出迎えてくれました。

そして、引き取り手続きをしている間に
3人がかりで自転車のメンテをしてくれました。
まるでピットに戻ってきた車を大急ぎで修理するF1チームのような
連携プレーでした。

1人は買ってすぐに壊れた鍵を直そうとオイルをさしたり
1人はタイヤに空気をいれ
1人は拭き掃除
極めつけは
「時間あります?」
って聞かれて
サドルのひび割れから水出てくるでしょ?
予備があれば変えてあげるよと言って
奥の奥の方(むっちゃ広いのです。)に消えて新品に近い綺麗なサドルを持って戻ってきてくれました。

その間もチームメンバーは働きます。
サドルを特殊な道具で外してくれました。

サドルを取りに行ったおじさんがピットリーダーらしく
装着の仕方を副リーダーに丁寧に教えていました。

その間に新規の持ってかれた方がお見えになったのですが
入り口で姿が見えるや否や
二人で行くかと示し合わせて出迎えて
いつどのあたりで撤去された?
と仕事しまくっていました。

区の下請け企業でしょうか、作業服の胸の刺繍には
企業名が書かれていました。

めっちゃいい会社やん。
いや多分ピットリーダーができるやつなんだろうな。

くれる神は撤去自転車保管所のおじさんでした。

ちなみに三郎の自転車の鍵も本日午後5時頃無事発見されました。
何度も探したバックの中から出てくるあるあるですが
それもこれもくれる神のおかげです、ありがとうございました。