夏の風物詩 ゴキブリにまつわる恐怖体験
それは、去年の夏。
それまでも夏になるとちょくちょく出てはいたのですが
去年のは違った。
食べ物の気がない寝室にまで出没。
原因と思われるもの全てチェック。
破れた網戸、エアコンの配管。
だけど出てくる出てくる、一週間に一度は必ず見かけました。
そのときの気持ちわかりますか。
電気を消して就寝した後の恐怖
黒いもの全てがゴキブリに見え
寝返りした自分の髪の毛の音に身動きとれず、
幻覚、幻聴のうちはまだいいのだけど
そのうちの数回はほんとにゴキブリなんです。
私はもちろん殺せません。
睨みつけるだけ、背中にいやな汗が流れ、身じろぎひとつできず
もういやだ~、くんな、出て行け、死んでくれ。
数時間に感じる数分間。
仕方がないのでゴキブリバスターズを呼び出します。
時に大声、時に携帯。
同居人のk、そして旦那。
お前も殺せるようになれよ、あほか。
毎回ゆわれます。いつものけんかなら言い返すのですが
この場合、何も言い返せません。
お願いですから殺してください。
私は退散します。しかし
時に逃げられることも、そんな日の夜は寝れません。
そんなバトルが続く中
その日はついにやってきました。
夜またやつが出てきたのです。
旦那を呼びました。
中断します。
息子が泣きました。
続きは明日。
ごめんなさい。